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世田谷区内施設長会主催 研修会

出会えた全ての人が笑顔と元気になれる施設を目指し、職員全員で明るく楽しい元気な職場を目指してます。

世田谷区内施設長会主催 研修会

2014/03/10

世田谷区内にある18の特別養護老人ホームの施設長で構成される「世田谷区内施設長会」では、毎年、区内特養の施設長研修や職員向け研修会を開催し、区内特養のレベルアップを目的に開催しています。

今年は、数年前にも実施した「特別養護老人ホームにおける措置入所」について再度研修会を開催することといたしました。

介護保険制度になり、施設に入所するのは契約でと思われがちですが、実は、特別養護老人ホームと言う名称は、介護保険法ではなく、老人福祉法に基づく施設名であり、契約ではなく行政処分の措置制度を使用する際の名称になります。(一般的に特別養護老人ホームと言う名称が周知されていますので、この名称を使用しています。)では、介護保険法での名称はというと、介護老人福祉施設 というのが正式な名称になります。

そして、特別養護老人ホームの役割の一つにセーフティーネットがあります。今回の研修会は、その役割を区内施設で果たすべく、施設での担当者、世田谷区の担当者が一堂に会し、共通理解のもとで、制度を円滑に運用することを目的に開催しました。

今回、講師をお願いいしたのは、世田谷区高齢福祉課 課長 瓜生律子 氏です。

瓜生課長は、長年、高齢者行政に携わり、直接現場でケースを担当したこともあるベテランです。

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                                     講義中の瓜生律子課長

今回お願いしたテーマは「特養ホーム措置入所の現状と今後について」です。

まず、世田谷区の概要、高齢者人口の推移、要介護・要支援認定状況、区内高齢者の状況、特養待機者の状況などの世田谷区の現状を受講者と共有したのち、区の高齢者福祉緊急対応、高齢者緊急一時宿泊事業など区独自のの事業と措置制度についての概要を話されたのち、世田谷区としての措置制度の取扱いについて約1時間ほど説明してくださいました。

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その後、参加者から、質問や意見、考え方などの発言が1時間程活発に行われました。

世田谷区担当係長からは、区内施設が措置制度について協力していただけるという事はとても心強いという発言があった反面、施設側からは、区の担当者との信頼関係がないとなかなか困難ケースを扱うのは大変であるということ。措置入所は、そのまま特養入所ではなく、セーフティーネットとしてまず保護することを目的にしているので、措置入所が特養入所ではないことを認識していただき、措置入所後、関係者が今後について話し合うことが重要である事の発言もありました。

なにはともあれ、施設も、行政も「世田谷区民の皆さんの為に」という共通の目的のための活動であり、施設と行政とで共通の課題で講習できたことがとても有意義であったことは言うまでもありません。