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実習中にご利用者さまがかけてくれた言葉が進路を変えた

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Q. 栄養士を目指したきっかけは?

中学3年の時、ソフトテニスの部活を引退したら太ってしまって。それが嫌で無茶なダイエットをしました。1ヶ月で−10Kg。思い切り体調が悪くなり、食べることの大切さを身を持って知りました。その時、母から栄養士という職業があることを教えてもらい、栄養士になりたくなりました。高校に入っても気持ちは変わらず、大学は管理栄養学科を受験。漠然とですが、就職先は洋食系のレストラン事業を考えていました。ところが3年の時に「いなぎ正吉苑」で臨地実習をしたことで、目指す方向が変わってしまいました。
 

Q. 「正吉福祉会」に決めた理由は?

実習中、ご利用者さまと接する機会があって「ここの食事はとっても美味しいの。食べると、体の上から下まで幸せになれる。ありがとう」と言われました。その言葉に、私の体も上から下まで幸せになりました。施設で暮らすご利用者さまにとって、食事はいちばんの楽しみです。その時から、福祉施設で生活する高齢者の方々の心身を食事で支えたいと強く思うようになりました。実習期間は3週間で、私は盛り付けを担当しました。一品ずつ陶器に丁寧に盛り付けて、目で見て美味しく、食べて美味しい食事に力を入れているところにも共感しました。この先も"ここで"指導をいただいて成長したいと思い、「正吉福祉会」に応募しました。
 

Q. 日々のお仕事内容を聞かせてもらえますか。

200名分の調理と盛り付け、食材の発注、請求書の集計管理、ご利用者さまの健康管理、治療食の献立作成などです。具体的にはご利用さまの摂食カロリーを割り出したり、同じ献立を糖尿病のご利用者さま向けにカロリー変更したり。お肉が苦手な方は、お魚に変えたり。楽しいけれどまだまだ不安もあり、調理当番の前日は一回自宅で作って家族にあれこれ聞いています。そんな中で「2年目に入ったら、献立作りをやってみよう」と言われ、わくわくとドキドキが増えました。いくら私が好きでも、高齢の方々には魚のマヨネーズ焼きは好まれませんから...。
 

Q. 1年目を振り返って、印象に残っていることは。

 

 

専門性を高めて、知識も経験も増やしたい

Q. 仕事をする上で意識していることはありますか。

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単に「美味しい」「美味しくない」だけの感想で食べないことです。「作って提供する側なのだから、どうやって作っているのか、どんな味付けをしているのかをしっかり意識して、料理を観ることが大切」と先輩に習いました。一食一食が勉強です。いつも気にかけてくれて、惜しみなく教えてくれる先輩たちにわからないことはまだまだ聞きまくっています。
 

Q. 大切にしていることは何ですか。

受け身にならないことです。時間を見つけてご利用者さまのところに行って、見たり、聞いたり。自分からコミュニケーションをとるようにしています。会話にも慣れて、お話しをすることが楽しくなってきました。食べるペース、好き嫌い、お姿を見ることでわかることがたくさんあります。体調を壊して痩せてしまう1kgもあれば、食への興味が薄れて痩せてしまう1kgもあります。寝たきりで食欲がなければ、褥瘡が起きてしまいます。介護員や看護師と一緒に改善策を話しあったり。上司にアドバイスをもらったり。それはとても貴重な時間です。
 

Q. これからの目標は? 福祉業界を目指す学生さんに伝えたいことは?

最初は自分が人の健康管理をすることが、恐くてたまりませんでした。「私は作るだけでいい...」と後ろ向きでした。でも、今は、もっと一人一人に寄り添って食事の面でサポートをさせていただきたい自分がいます。管理栄養士になりたくて、月に1回模試を受けたり。休日返上で勉強しています。楽しいんです。「大学時代はこんなに勉強しなかったのに、どうしたの私?」状態です。お伝えしたいことは、甘くはないけれど、「仕事ってこんなに面白いんだ」という体験がたくさんが待っているということです。できることが増えていく喜びもあります。常に動いている仕事ですから、体力は必要です。
 

 

★ OFFの日はどう過ごす?

管理栄養士の国家試験の勉強、買い物、職場の方々との食事会などです。