スタッフエピソード

 

「あなたが頑張っている姿を見に」介護老人福祉施設

6月より一階から三階の担当に異動になりました。当然のことながら、勤務時間のほとんどを三階で過ごしていますが、一階のご利用者様が度々ご主人様と一緒に三階まで来てくださいます。

「あなたが頑張っている姿を見に来たのよ」と言いながら。

 

このご利用者様は、一階を担当させていただいている時、すすんで声をかけてくださり、度々介助依頼の指名もいただいた方です。

以前、「沢山いる職員の中で、どうして私なんですか」とたずねたことがあります。「あなたほど不器用だけれど、けなげでまじめな人はいないから」と言われ、心がぽっと温まったことを思い出します。


 

介助中にはいろいろなお話しをしてくださいました。私も自分ができることを考える日々でした。

なかでも忘れられないのは、似顔絵を描いてお渡しした時のことです。その絵のために、買い物デーに額縁を購入して…。今でもお部屋に飾って大切にしてくださっています。

また、「あなたのお子さんの顔が見たい」と言われたこともありました。その時は写真をお渡ししました。それも大変喜んでくださり、わざわざ写真立てに入れてくださいました。

 

でも、最初から関係が良好だったわけではありません。一階に異動した当初は、「何、雲隠れしているのよ」と言われたこともあったくらいです。それが今、担当を外れてもなお気に留めていただける間柄に。
家族のようにまでなれたこの信頼関係を壊さないためにも、自分自身しっかりしていきたいと思います。