施設NEWS

2022.10.28

デイ・ニュースVol28

「太鼓の達人 ドンドコドン!」「鼓打ち  稲刈り月に  汗をかき」職員A

 こんにちは!杜の風上原デイサービス職員Aです。

山から初雪の便り、街にはハロウィングッズ、秋もたけなわです。
秋といえばスポーツの秋!杜の風上原デイサービスでは、とてもUp To Dateなスポーツ「eスポーツ」の体験会が行われました。
渋谷区の基本構想の下、自治体がeスポーツイベントを実施する意義の一つとして、「高齢者の孤立防止や認知症・フレイル予防など」を目的とした社会実験です。
使用するゲームは、街のゲーセンでもおなじみの大ヒットゲーム太鼓の達人。運営する企業からレクチャー講師や進行係、設営スタッフやデータ分析担当など大勢が取り組み、あっという間に1階ホールがバトルフィールドに。
ゲームの説明を受け準備体操でほぐした後、ハッピ姿でさあ!対戦です。

初めは「見たことある」 「孫がやっていたかな」とやや薄い反応のご利用者さまでしたが、バチを握り、リズムに合わせて打ち下ろし、勝ち負けを争うようになると次第に熱を帯び、笑顔が弾けるようになってきました。

楽しそうにゲームに興じるご利用者さまの表情を見ると、その笑顔はまるで、太鼓を叩く幼な子の、やんちゃ盛りの少年の、箸が転げても可笑しい娘時代の、その笑顔に見えました。

「秋深し  太鼓の達人  技くらべ」職員A

「スポーツに  親しむ秋に  笑顔咲き」職員A

今回の社会実験の目的の一つに、参加者の表情や感情を数値化して、レクリエーションのみならず、リハビリや認知症予防に役立つ可能性を探る試みもなされました。

はぇ~!?っと驚くと同時に「どれだけ楽しんだか」が、スキージャンプの飛形点や、フィギアスケートやシンクロスイムの芸術点のように、太鼓での得点に加味されて勝敗が決するような時代が来るのだろうか?などと妄想してしまう職員Aでした。