施設NEWS
2024.02.07
デイニュースVOL49 鬼が襲って来たんじゃあ~
「豆まきて わらしに戻り 福は内」職員A
こんにちは!杜の風上原デイサービス職員Aです。
2月になりました。まだまだ朝晩の冷え込みはありますが、日が伸びてほんのひと月ほど前には暗くなってしまっていたデイサービスの送り出しが、薄暮ほどの明るさの中ご利用者さまをお見送りできるようになってきました。立春をすぎれば暦では春!季節は進んでいるのですねえ。
そんな季節を彩る行事として、節分会の豆まきを行いました。
では、当日の様子を「日本昔ばなし」風味でお届けしましょう。
2月のさぶ日だた。いつものように近郷近在がら爺さま婆さまがデイサービスさやって来て、ちょうどお昼ごはんどご食てひと息ついてる時だあ。
暴れん坊の青鬼と赤鬼が、めんこい村の娘二人どご脅してこの部屋さやってきた。
「こら村娘、爺さま婆さまがじっぱり来とるとこはどこじゃ?」
なまらおっとろしい顔の青鬼じゃ。
「こら村娘、案内しないと棍棒でかちゃはぐぞ!」
おぼげるほど身体の大きな赤鬼じゃ。
「がお~! 昼めしえっぺ食て、ぬくぬくサボてる婆さまはいねか~?はいぇぐ帰りたいなんてわがまま言てる爺さまはいねか~?」
「がお~! ここがやめるでら、あっこがやめるでら、ごんぼほるやつはいねか~?」
「おめだず、すぃうこと聞がねど頭がらかじてやるぞ~!」
突然現れたおかネ鬼どもサ、みんなすごぐどてンして腰が抜けたのか椅わきやしがきや立ち上がれね
すると隙どご見て村娘が「皆の衆、この豆どご鬼さぶつけてやっつけてけろ!」と爺さま婆さまに豆どご配りだしたでば。
この豆、ただの豆でね。偉い神様が念どご込めた、歳の数だけけば風邪も引がねどいうありがたい豆だ。
暴れる鬼さまぐまぐでて、爺さま婆さまも、それとばりに反撃開始だ。
一気さ形勢逆転して逃げ惑う青鬼・赤鬼。
「うわあ~こんなだばやめる!許してくれ~」
「うわあ~参った、逃げれ逃げれ~助けてくれ~」
爺さま婆さまがら豆づぶで浴びで、さすがの鬼もだまらず逃げ出すた。
神様の念ずだありがでえ豆は、鬼は外さ追い出すて福を内さ招いだどさ。
そうそう、豆ぶづげられですっかりがおっておしょーすくなった鬼は、でらっと改心すて自立支援学び、リハビリの優すい鬼ど身体介護の優すい鬼になったどさ。めでだすめでだす。
「紅梅の 色鮮やかに 寒明ける」職員A
2月は光の春と言うそうです。日差しが徐々に強くなっていくのが感じられますね。やがて音の春・気温の春と季節も深まるでしょう。
梅は咲いたか 桜はまだかいな。
爺さま婆さま、春はもう少しだんじょ、まいでれけろな~