施設NEWS
2024.05.30
デイニュースVOL52 風船バレー夏の陣!
「夏浅し されど汗拭く 球遊び」職員A
こんにちは!杜の風上原デイサービス職員Aです。
気がつけば6月、雨の季節も近づいて来ました。ジメジメ嫌だなとボヤいているとビッグニュースが!
鉄板と予想されていた都知事選挙に、突如対抗馬の立候補表明が飛び込んできました。
おお!これは熾烈な戦いの予感が。激しい戦いが生み出す熱量は、様々に影響し変化を引き起こしますね。
杜の風上原デイサービスにも、そんな熱量を伴った戦いの場が再びやってきました。
VSきたざわ苑風船バレー対抗戦です!
思い起こせば半年前、勇躍殴り込んできたきたざわ苑を迎え撃ち、壮絶な試合の結果1勝1敗の痛み分け、因縁となった戦いの糸車が、今まさに再び回り始めたのであります。
井の頭通りを挟んで並び立つ杜の風ときたざわ苑、古今東西
両雄並び立つは相容れることなく雌雄を決するに至るは即ち必定、闘争の手毬唄、戦いの万華鏡、バトルオブ風船バレーのルネッサンス、時は今ぞ戦雲天を衝き、鬨の声響きて確固不動の大地すら弄すがごとし明であります。
ゴジラVSキングギドラ、ウルトラマンVSバルタン星人、ルパンVS銭形、キャンディVSイライザ、聖子VS明菜 ・・・
戦いのカタストロフィーを紡いできたライバルたち。
そして杜の風上原デイサービスときたざわ苑にも「踊る人間起重機 渡邉デイサービスTM」と、「歩く摩天楼 竹谷きたざわ苑施設長」が宿命のライバルとして存在するのです。
かくして両雄率いる彼我のチームは覇権を奪わんと戦いの火蓋を切ったのでありました。
前回の対抗戦はコテンパンにやられてしまったこともあって、
4日間にわたり紅白戦を行って練習を積んで臨みました。
勝機は我に有りと鬨の声を上げ、いざ試合開始です。
3軍までそろえたきたざわ苑チームは安定の強さですが、我軍も練習の成果が現れ、双方激しいラリーの応酬でヒートアップ!
歓声と笑い声が弾みます。
「白熱し 冷房いれる 椅子バレー」職員A
稀に見る大接戦の結果、1日目は1点差で勝利、2日目は3点差で惜敗の1勝1敗、再び痛み分けとなりました。
「球はずみ 笑顔弾ける 麦の秋」職員A
怪我もなく大いに楽しんだ2日間でした。
ネットを挟んで競い合ったことが生み出した熱量は、いくつかの確かな変化を出現させてくれました。
あるご利用者さま、いつもは少しクールで大勢と賑やかに過ごすことなく、レクなどでも静かに参加されている方ですが、試合中は職員がハラハラするほど激しく風船を追い、熱いプレーをされていました。真剣な眼差しと強い動きが印象的でした。
そして私が最も感じ入ったのが、共に引率した新人ドライバーの言葉です。「限られた時間の中での行事開催は日常業務にも影響があって少々キツいな…と感じていたのですが、利用者さんの大いにはしゃいて笑顔になって、溌溂とした様子を見て、参加してよかったし自分も楽しめましたよ。」と話してくれました。
刮目すべき心情の吐露です。ご利用者さまの生み出した熱量が、彼に介護者としての覚醒をもたらせたわけですから。
戦いが生み出す熱量。
都知事選挙でも、互いに論を戦わせることで生じた熱量が多方面に波及・影響して、閉塞した社会情勢に変化をもたらすことを期待したいと思います。