施設NEWS
2024.09.03
デイニュースVOL55 妖精が舞い降りた!
「軽やかに 弾む歌声 律の風」職員A
こんにちは!杜の風上原デイサービス職員Aです。
ボランティア活動再開から早や1年、今月も楽しい関根先生のピアノと歌の時間がやってきました。
未だ色濃く残る夏の暑さを吹き飛ばすように、海にちなんだ歌をご利用者のみなさんと歌い上げました。
そして パンパカパ~ン!本日のハイライト!
今回の関根音楽クラブには素敵なゲストが登場、妖精のごとく可憐なバレリーナが杜の風上原に舞い降りたのです。
舞姫は渋谷区内の私立女子校に通う中学三年生。
民族衣装フレーバーなうす紅色のドレスと、爽やかな青系のロマンティックチュチュとで、美しい踊りを披露してくれました。
可憐なたたずまい、流れるようなプリエやタンジュ、淑やかなアンナバン。たちまち私たちを魅了し納涼祭の提灯がぶら下がる杜の風のホールを、パリ・オペラ座かローザンヌ・ボーリュシアターに変えてしまいました。
「舞姫の クロワゼ・ドヴァン 風立ちぬ」職員A
踊りのパフォーマンスのみならず、「何を食べたらそんなにスタイルが良くなるの?」なんて質問に「昨日は豚バラと白菜の炒め物を美味しく頂きました」とか、ご利用者の皆さんに聞きたいことはあるかとの問いには、「またここに踊りに来ても良いですか?」と応えて当意即妙なコメントで場を和ませるなど、まさにタレント(才能)!必ずやわが国を代表するプリンシパル、エトワールになるでしょう。
未来のプリマは地元上原銀座で花屋さんを営むお家のお嬢さんで、バレエのお教室の先生が関根先生とボランティア活動されておられることから今回の企画となったそうです。
また、お嬢さんご本人も幼少のみぎりには関根先生にピアノを教えて頂いていたとか。さらにお隣の薫る風こども園の卒園生でもありました。
お嬢さんが披露してくれた妖精のような踊りの背景には、こんな“ご縁”があったのですね。
そしてさらにさらに飛び切りの“えにし”が。
なんと当日ご観覧されていたご利用者さまに、お嬢さんの在籍する女子校の卒業生が!
終演後にお二人でなにやらお話をされてました。
にこやかで柔らかな表情のお二人を見ていると、まるで放課後の教室のおしゃべりのようで、職員Aもポカポカしちゃいました。背景には往く夏の青空に百日紅が鮮やかに映え、ずっと眺めていたい素敵な光景でした。
時空を超えた同窓のお二人に、明日もまた佳き日であれと願いつつ今日のマチネはハネるのでした。