施設NEWS

2024.12.23

デイニュースVOL59 響け!杜の風シンフォニア

 「陽だまりの 温みに似たり ハーモニー」職員A

 みなさんこんにちは!杜の風上原デイサービス職員Aです。

今夜は冬至、今年も残り指折り数えられるほどになってしまいました。大つごもりです、年の瀬です。

みなさんはどんな1年をお過ごしでしたか?ワタクシ職員Aは漫然と過ぎ越して反省しきりです。

そんな自分に気合を入れるべく、我が家恒例の第九演奏会に行ってきました。

六本木の某ホールですが、会場に入ると独特の雰囲気にワクワクします。見通せる空間と高い天井、柔らかな照明。

杜の風上原にもそんなワクワクさせる空間があります。

1階のホールです。

今年もここでボランティアの方々の素晴らしいパフォーマンスが披露されました

毎月の定例演奏会を楽しく賑やかに開催いただく関根音楽クラブ、1時間以上も弾きっぱなし歌いっぱなしの関根先生のパワーは、元気を与えてくれます。

季節ごとに女声合唱、時には混声合唱でお歌を披露いただくふるさと隊。混声カルテットがとても新鮮でした。

「ピアノリサイタル」として初登場の小島彩希さん。小島さんは武蔵野音大ピアノ科を卒業され、楳図かずおバンドや倉橋ルイ子ジャズグループでご活躍され、地元でピアノ教室と近隣施設でボランティア活動をされています。

普段、自動演奏で鳴っているホールのグランドピアノが、

ピアニストの演奏にかかれば わっ!スタインウエイかべーゼンドルファーか!?なほどの音色で驚きました。

 

5年ぶりに杜の風上原にお出ましいただきました「野ばら会」のみなさん。声楽家の友野先生の指導の下30年に及ぶ歴史を積み重ねてきた、西原小学校の保護者の集まりを母体とする「地元」の合唱団です。

目線を落とさず、口角を上げて歌う姿はまるでNHK合唱コンクール高校の部 を見るようでした。

テクニカルな八木節に痺れ、You rais me upでは不覚の涙が溢れてしまいました。

「讃美歌の 妙なる響き クリスマス」職員A

編曲家の松任谷正隆氏の1977年にリリースされた唯一のソロアルバム「夜の旅人」に 沈黙の時間 という曲があります。

さざめきと沈黙と 響きを操り みんな魔法使い 

           どんなイメージも 形にできるさ  

という歌詞があります。

第九交響曲でオケとソリストと合唱団がシンフォニーを奏でるように、杜の風上原のホールでも、演奏者の方々とご利用者さま・私たち職員とがスウィングしグルーブしシンフォニーを生み出しています。

ボランテイアのみなさん、ことし1年、素敵な音楽をありがとうございました。

2025年もさざめきと沈黙と響きを操り、とびきりの魔法で杜の風上原の私たちを魅了してくださいね!

「琴線に 響き染み入り 春永し」職員A